こんにちは。Sugurupapaです。
2016年の日経ビジネスによる調査では、約6割の人がサービス残業をしていました。

働き方改革が推進される昨今でも、サービス残業はなくなっていません。
この記事は、以下のような悩みを持つあなたのために書きました。
・サービス残業することに違和感を感じる
・サービス残業する人の心理について知りたい
・サービス残業をなくしたい
サービス残業はなぜ発生する?4つの原因

そもそもサービス残業はなぜ発生するのでしょうか?
大きく3つの原因があります。
サービス残業を是とする文化がある
1つ目は、サービス残業を是とする会社の文化があることです。
会社のためならサービス残業を厭わない、当然だと考える人は一定数います。
そういう人が多い会社では、サービス残業が評価にもつながりやすかったりするので、サービス残業は正しい事だという雰囲気が醸成されてしまいます。
サービス残業で会社にアピールしたい人がいる
2つ目は、サービス残業で会社にアピールしたい人がいる事です。
上司にかわいがられたり、褒められたりするために個人が自発的に残業します。
一見問題ないように思えますが、こういう人が評価されると、サービス残業を是とする文化が醸成される危険性をはらんでいます。
会社が社員の残業時間を把握していない
3つ目は、そもそも会社が社員の残業時間を把握していないことです。
社員の勤務時間を記録する仕組みが整備されていなかったり、社員が正しい残業時間を申告していない場合などが該当します。
会社としては、残業代を払う準備があるけれど、把握していない分は支給できないというパターンです。
サービス残業する人が愚かな3つの理由

サービス残業をしている人の中には、したくてしてるわけではない人もいるでしょう。
でも、あえてハッキリ言います。
サービス残業はダメです。
3つ理由があります。
自分の時間を無価値で売っている
1つ目は、自分の時間を無価値で売っているからです。
サービス残業している間、あなたの時給は0円です。
普通のアルバイトでも時給800-1200円くらいは貰えます。
サービス残業しなければ、家族や友人と過ごしたり、趣味に充てたり、自分や大切な人の幸福感を高める時間に充てられるかもしれません。
働きにくい職場を作る加害者になっている
2つ目は、あなたがサービス残業することで、ますます働きにくい職場になるからです。
あなたはサービス残業にがまんできるかもしれません。
しかし、新しく入社する人にとってはストレスでしかないでしょう。
良くないことだと分かっていながら、サービス残業を辞めないのは、いじめをみて見ぬふりするのと同じです。
あなたのがまんが友人の鬱に繋がったり、死に追い込むことだってあります。
サービス残業をしている限り、あなたは被害者であり、加害者です。
会社の評判を下げている
3つ目は、あなたのサービス残業が会社の評判を下げているからです。
サービス残業をすることで、会社に貢献したいという人もいるかもしれません。
しかし、”オープンワーク”などの口コミサイトを見ると、どの会社にサービス残業があるかわかりますし、頭の良い人はそういう会社に入社しません。
結果、ますますサービス残業が増える環境になっていきます。
サービス残業は短期的な利益には貢献しますが、長期的には会社にもたらす損失の方が圧倒的に大きいです。
サービス残業をなくすためにできること

サービス残業をなくすためにはどうしたらよいのでしょうか。
できることが2つあります。
上司や会社に職場の改善要望を上げる
1つ目は、上司や会社に職場の改善要望を上げることです。
どうせ言っても無駄と思われるかもしれません。
でも、誰かが声を上げないと一生そのままです。
1人で言うのがむずかしそうなら、あなたと同じようにサービス残業に不満を持っている同僚と一緒に要望を上げましょう。
会社を退職する
2つ目は、退職して別の会社に転職することです。
上司や会社に要望をあげても変わらない、要望すらあげられない雰囲気の会社ならば、あなたにとって良い会社とは言えないでしょう。
重要なのは退職する時に、サービス残業が嫌で辞めることを明確に伝えることです。
サービス残業は辞めるに値するほどストレスだと会社や上司に分からせないといけません。
そして、匿名で良いので口コミサイトにもサービス残業の実態を正直に書くべきでしょう。
そうすることで、あなたはサービス残業から解放されるだけでなく、サービス残業の加害者から、苦しむ人への真の味方に変われます。
さいごに
誰がなんと言おうとサービス残業は悪です。
人の大切な時間に対価を払わない労働は、あってはならないものです。
そして、サービス残業をする人は被害者であり、加害者でもあります。
サービス残業を身近に感じているあなたに何かできることはないでしょうか?
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Sugurupapa
P.S.
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